| 私のトラバース計算書 | |
| 閉合トラバースその1 |
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よく見て下さい。座標閉合差と 角閉合差
座標閉合差がゼロになったら精度にどんな数字がでるか知ていますか?
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「1/9999999」です。これは特殊な方法で観測しましたので、通常の観測方法では、何百回やってもこの数字は出せないことを保証します。実は、ある方法を思いついたので試してみたら、一発でこれが出せました。
| 閉合トラバースその2 |
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よく見て下さい。座標閉合差と 角閉合差
これは、精度は良くありませんが、角閉合差がゼロになった観測例です。
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これらは、数値データに一切加工をしていません。(点名は変えました。変えたくなかったのですが、点名が長すぎたので精度管理表の枠からはみ出し、せっかく水平位置の標準偏差が0になっているのに重なってしまったからです。)私は数値データに一切加工をせずにこの数字が出ました。普通は、「ドンピシャリは出ませんよ。」と同業者に言われたら、そこで試行錯誤することを止めてしまいます。
100人の測量関係者に聞いたら、100人とも同じ答えが返ってくるはずです。
私は試行錯誤することを止めませんでした。何故かというと、ミリの単位で成果を提出するのだから、ミリまで合う数字を他の人も出しているものと思い込んで、トータルステーションを購入してから約1年間練習しました。その後、こんな数字は他の人は出していないことが分かりました。
やってみるものですね。「やれば出来る。」の言葉通りになりました。
座標の閉合差というのは、平均計算前の観測値であり、1点から出発して、同一の点に帰ってくるから「0」にならなければなりません。閉合トラバースの座標の閉合差の数字を見ればその人の測量の腕が一目りょうぜんなのです。「1o」を出すことさえ出来ない人が99パーセントだと言っても過言ではありません。「1o」だったら同業者に自慢できます。しかし、「0」などという観測ができるのは日本で誰一人いないとは言えませんが、(もしかして私だけかも?)普通の測量業者ではまず無理だと思いますよ。但し、ミリの単位の話ですし、間違いないとは保証出来ません。誤差を少なくするには手間ひまがかかりますし、各段階を間違いなくこなしていかなければなりません。数字は「0」になりますが、見えないところに間違いがあるのかも知れません。
どちらの観測がより良いのでしょうか?
私は、その1の方が良いと思います。この計算書は角度の誤差を均等配布しています。各トラバース点に10秒の誤差が配布されていますが、10mの距離で10秒誤差があったら0.48oの位置誤差となります。30mの距離で10秒誤差があったら1.4oの位置誤差となります。
結合トラバースについては、既知点の持っている座標値に誤差がなければ、座標の閉合差は、「0」となります。電子基準点ができる以前は、三角点を既知点として測量しても、座標の閉合差は数十pは、当たり前のように出ていました。
電子基準点を既知点としたGPS測量をすることにより、誤差の少ない座標値を持ったGPS基準点を作ることが可能となった現在では、座標の閉合差は限りなく、「0」にすることが出来ます。
GPS基準点には、「電子基準点を既知点としたもの」と、山の頂上の「三角点を既知点としたもの」の2種類がありますが、山の頂上の三角点を既知点としたものは、格段に精度が劣ります。数十pの誤差は当然予測されます。
次の計算書は、座標の閉合差が「2o」であった観測例です。これは、GPS測量とトータルステーション測量の両方が正確になされていなければこんな数字は出ません。
| 結合トラバース |
厳密網平均計算による基準点測量の精度管理表
基準点測量には、厳密網平均計算または、簡易網平均計算のソフトが必要です。トラバース計算は、単路線しか形成できません。単路線の繰り返しで網を組むしかありません。
「作業規定」では、
1〜2級基準点は、原則として、結合多角方式により行う。
3〜4級基準点は、原則として、結合多角方式または単路線方式により行う。
となっています。
結合多角方式では、3点以上の既知点を使用してその使用する既知点の数によりつくることのできる新点の数が決まってきます。
1〜2級基準点は、2+新点数/5以上(端数切上げ)
3〜4級基準点は、3点以上
ついでに、閉合多角方式は、既知点の座標精度までも点検するような、特に高精度に求める場合に限り利用されます。したがって公共測量においては特別な場合を除いて利用されません。この方式は、距離測定に距離に比例する系統誤差があっても、既知点での座標の閉合差がなくなり、真の図形と相似の図形を決定してしまう危険性があるからです。
広範囲の測量には、基準点測量のソフトが必要です。
よく見て下さい。水平位置の閉合差、 2oです。
新点位置の標準偏差(水平)0oですね。
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